フジパシフィック音楽出版は、ザ・ローリング・ストーンズの結成50周年企画の中核として、現在英国で製作中の、グループ初の50年の軌跡を完全網羅した公式ドキュメンタリー映画「クロスファイアー・ハリケーン」の日本における上映権及び放送権を獲得、劇場公開に先駆け、Zepp ダイバーシティ東京で11月7日、一日限りの上映イベント(2回)を開催する。
タイトルの「クロスファイアー〜」は、代表曲の一つ「ジャンピン・ジャック・フラッシュ」の歌詞の冒頭に登場する有名なフレーズから取ったもの。これまで、ロンドンのブルース・クラブのアウトサイダーから史上最高のロックンロールバンドに上り詰めた、彼らの歴史を辿った幾多の映像作品がリリースされてきたが、同作品はそれらを凌駕する大作。未公開を含む数千時間の映像、数万枚の写真、数十曲の未発表テイクを含む膨大な音源から選ばれた、マニアすら驚愕する内容となっている。
同映画には、存命の歴代メンバーが全面協力、ミック・ジャガー、キース・リチャーズ、チャーリー・ワッツ、ロニー・ウッド、ビル・ワイマン、ミック・テイラーがインタビューを通じバンドの歴史を自ら紐解いており、初めて明かされるさまざまな事実も多く、ドキュメンタリーの枠を超え、真実のロックンロールドラマとなった。
(全文は2012/10/17発行の「連合通信レコード速報」に掲載)