ソニ―・ミュージックエンタテインメント(SME)は日、新たに開発した高品質CD「Blu―spec CD2(ブルースペックCD2)」の試聴を兼ねた技術説明会を乃木坂スタジオで開催。メディア関係者だけでなく、レコード各社の担当者も招いて、ブルースペックCD2の普及に向けた各社の取組み強化を訴えた。
このブルースペックCD2は、同社が2008年に発売を開始した「Blu―Spec CD」から更に研究開発を重ね、Blu―ray Disc(BD)製造技術のすべて(カッティングからディスク素材まで)を注いで完成させた、一層原音に忠実な高品質CDだという。
その商品化に当たっては、当面は国内市場向けに第1弾として定番のベスクラ100(ベストクラシック100)の新シリーズを12月5日に発売。更に来年1月頃に邦盤シリーズ(編成内容など未定)、来年3月には洋楽名盤コレクションの“LEGACY RECORDING”シリーズ全100タイトルを発売。さらに、新譜対応等も含め、採用各社と連携しながらブルースペックCD2の本格普及を目指していくという。
(全文は2012/10/15発行の「連合通信レコード速報」に掲載)