キングレコードから9月26日に発売されたニューシングル「雨の思案橋」が、オリコン演歌・歌謡曲チャートで初登場3位(10月8日付)と好スタートを切った真木柚布子が5日の昼夜2回、東京・新橋のヤクルトホールで「真木柚布子全国縦断特別公演」を開催。第1部の「一人芝居」と第2部の「歌謡ショー」のステージ構成で歌と踊りと芝居の一人3役に挑戦した。
この全国縦断公演は、前日4日の同会場からスタートし同10日の名古屋、11月17日の富山、12月16日の福岡と全国4ヶ所で開催するもので、第1部の芝居は、新曲とも絡めた横澤丈二脚本・演出の「思案橋悲恋」。長崎を舞台に、遊女・夕凪の哀しい恋の物語を一人で熱演し、そのクライマックスシーンで思わず涙する観客もいた。また、第2部の歌謡ショーでは「ふられ上手」をはじめ、「星空のタンゴ」「大阪マンボ」「あかね空」「下北半島」「雨の思案橋」など18曲を歌唱。真木は「もうすぐデビュー24年目。25年、30年、40年と歌って行きたいし、歌だけではなく、芝居も踊りもできる“演歌ミュージカル”を確立できるように一層努力していきたい」と語った。
(全文は2012/10/10発行の「連合通信レコード速報」に掲載)