金沢蓄音器館の八日市屋典之館長が27日、港区虎ノ門のポニーキャニオン本社を訪問し、同社相談役で日本レコード協会を含む音楽関係団体5団体で構成される歴史的音盤アーカイブ推進協議会(HiRAC)の代表幹事でもある佐藤修氏に感謝状を贈呈した。
これは、佐藤氏が個人所有する1800年代製造のミュージック・ボックス2台(バレルピアノとサロンオルガン)を金沢蓄音器館に展示する目的で金沢市に寄贈したことに感謝の意を表し、金沢市長に代わって八日市屋館長が佐藤氏に感謝状を贈ったもの。
今回、佐藤氏が金沢市に寄贈したミュージック・ボックスは、2台とも1800年代後半に製造されたもので、レコードが発明される以前に、手軽に音楽を楽しむ道具として親しまれたもので、金沢蓄音器館の2階に9月20日から展示されている。
(全文は2012/10/01発行の「連合通信レコード速報」に掲載)