EMIミュージック・ジャパン(EMI)の小南泰葉が9月25日、築地本願寺のブディストホールで初の寺院ライブを行った。
同ライブは1stシングル「Trash」(9月26日)のリリースと、“発禁図書のアニメ化”として注目される映画「アシュラ」の全国公開(9月29日)を記念して行われた無料イベント。取材陣と、10倍を超える競争率を突破したファンで満員となった会場には「アシュラ」原作者のジョージ秋山の原画展も合わせて行われ、映画と音楽が融合した静かながら熱気あふれるイベントとなった。
シングル「Trash」はミュージックビデオも動画サイト「Gyao!」の音楽ランキング1位になるなど好評を博しているが、CDジャケットの一部が切り取られ、盤面が小南の脳内として見える“初回生産限定”スペシャルジャケットも店頭で話題となっている。
寺院でのイベント開催についてEMIは「ケモノとして生まれた主人公アシュラの生き様を変えていくキーパーソンが法師、アシュラが初めてしゃべる人間の言葉が『南無阿弥陀仏』であることから浄土真宗の築地本願寺のブディストホールを場所に選ぶこととなった」と説明する。
(全文は2012/10/01発行の「連合通信レコード速報」に掲載)