キングレコードから55回目の誕生日となった今月12日に5年ぶりのニューアルバム「ROUTE55」をリリースした女優の戸田恵子が日、東京・渋谷の青山円形劇場で、「ACTRESS―Route55―」と銘打ったLIVEショーを開催。東京・大阪・名古屋の3都市で計11公演を行う同公演の幕を開けた。
同公演は、通常のコンサートとは趣を異にして、55回目のバースデーを記念した“アニバーサリーライブ”として東京(同劇場)は20日から23日まで4日間6公演、大阪(松下IMPホール)は26日と27日の2日間2公演、名古屋(テレピアホール)は29日と30日の2日間3公演、計11公演を行うもの。歌だけでなく、ダンス、芝居、トーク、マジックなどを織り交ぜたバラエティーに富んだステージを繰り広げる。構成・演出は彼女と同じ名古屋出身でドラマや映画を手掛ける堤幸彦監督。
同じく名古屋を代表するロックバンド、センチメンタル・シティ・ロマンスの演奏で、通算6枚目となる同アルバムからTBS月曜ゴールデンで放送された主演ドラマ「船上パーサー氷室夏子・豪華フェリー殺人事件」のエンディングテーマとなった新曲「OVER THE SEA」や、愛知出身の3人組ソナーポケットとの共同作品で中京テレビ「幸せの黄色い仔犬」の番組内で青木さやかにプレゼントしたという「世界一のママ」、故・江利チエミさんをカバーした「家へおいでよ(Come On―A My House)」など収録曲を中心に熱唱。彼女を慕うPaniCrewの植木豪とのコラボや若手のダンサーとのダンスなど、随所に映像(スライド)を織り交ぜながら全曲、2部構成のステージで満員のファンを楽しませた。