HTB北海道テレビの開局周年と、札幌・ミュンヘンの姉妹都市提携40周年を記念して、ドイツ音楽の発展と共に成長し、100年以上にわたって伝統と文化を育んできた市民オーケストラ、ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団の来日が決定。来年4月14日に札幌のコンサートホールKitaraで記念コンサートが行われることになった。
指揮は、世界屈指のオペラハウスや名門オーケストラの主要ポストを歴任し、今年9月にミュンヘン・フィルの音楽監督に就任したロリン・マゼール。ソリストとして、7歳の時に札幌の音楽祭で鮮烈なデビューを飾った若きヴァイオリニスト・五嶋龍を迎え、札幌に縁の深いミュンヘン・フィルと、楽団の新時代を担うマゼール、コンサートデビューの地で熟達した超絶技巧を披露する五嶋龍という夢の競演が実現する。
ちなみに、当日演奏するのは、五嶋龍がデビューコンサートで演奏したパガニーニの「ヴァイオリン協奏曲第1番ニ長調」や、レスピーギ「交響詩/ローマの噴水」、ベートーヴェン「交響曲第7番イ長調op92」など。
(全文は2012/09/24発行の「連合通信レコード速報」に掲載)