キングレコードが今春立ち上げたロックレーベル「DEEP ZONE」の第2弾アルバムとなる「手をつなごう」を21日に発売する山下久美子が19日、ラゾーナ川崎プラザ・ルーファ広場グランドステージでアコースティックライブを開いた。
同レーベルは既報の通り、かつてロックキッズだった大人たちに向けたロックレーベルとして設立され、田村直美の復活アルバム「Pearly Gate」を2月にリリース。その第2弾として今回、デビュー30周年を迎え、本格的に活動を再開した山下久美子のアルバム「手をつなごう」をリリースすることになり、その発表を兼ねてスペシャルライブを開催した。
会場となったグランドステージ前にはファンや買い物客など2500人もの観客が詰めかけ、久々に登場した"元祖 ロックの女王"のライブに見入った。山下は、同アルバムのために書き下ろした表題曲や、思い入れの強い代表曲10曲をセルフカバーしたアルバム収録曲の中から「赤道小町ドキッ」や「バスルームから愛をこめて」など4曲を生披露。ライブ後には自身初というCD即売&握手会も行い、ステージ前には熱狂的なファンたちの長蛇の列ができていた。
(全文は2010/7/21発行の「連合通信レコード速報」に掲載)