今年「パリ祭」が50周年を迎え、全国で関連イベントが開催されるなど、シャンソン・イヤーとして盛り上がりを見せる中、6月にはレコードメーカー5社が共同で越路吹雪、石井好子、芦野宏、高英男、中原美紗緒、淡谷のり子、岸洋子などの貴重な音源を復刻させた「LA CHANSON AU JAPON(ラ・シャンソン・オ・ジャポン)」シリーズを発売。このCDシリーズを記念したコンサートが11月26日、60年前からシャンソンに縁の深い銀座ヤマハホールで昼夜2回開催されることが決定した。
日本に入ってきて年あまり、今も日本人の心に深く浸透し愛され続けているシャンソンは、「愛の讃歌」「バラ色の人生」「枯葉」など誰もが知る名曲が様々なアーティストにカヴァーされ、時を経てもなお、その輝きを増している。その中で今年6月、EMIミュージック・ジャパン、キングレコード、日本コロムビア、ビクターエンタテインメント、テイチクエンタテインメントの5社から前記アーティストの名盤やオムニバス盤など全タイトルが発売された。
(全文は2012/09/17発行の「連合通信レコード速報」に掲載)