日本映像ソフト協会(桐畑敏春会長、以下JVA)は5日午後、JVA会員ソフトメーカーの出荷統計をまとめた「2012年上半期ビデオソフト統計」を発表。12年1月〜6月累計の上半期ビデオソフト売上は、総額で1218億34百万円で前年同期比97%と、5年ぶりに前年同期を上回った11年上半期の実績(対前年同期比105・3%の1256億40百万円)を再び下回り、前年割れとなった。
これは、ブルーレイの売上金額は316億44百万円で同129・7%と順調に拡大傾向が続いているものの、DVDビデオが901億90百万円で同89・1%と2桁減になり全体に影響したもので、総売上に占めるDVDとブルーレイの構成比は74対26(前年同期は80・6対19・4)となりブルーレイが全体の4分の1を占めるまでになった。またビデオソフトの総売上金額における販売用、レンタル店用、業務用の割合は69・5対29・9対0・6となった。
(全文は2012/09/07発行の「連合通信レコード速報」に掲載)