日本映像ソフト協会(JVA)は7日、2012年6月度および1月〜6月累計の12年上半期JVA売上統計(速報)をまとめ、次のように発表した。
まず、6月度の月次実績をみると、ビデオソフトの売上総額は222億27百万円で、12年度では3月に次ぐ2番目に高い実績となった。しかし、前年同月の「借りぐらしのアリエッティ」「AKBがいっぱい」「ARASHI10-11"Scene"君と僕の見ている風景DOME+」といった大型作品が今年は少なく、前年同月比は90・2%に留まった。
このうち、DVDは168億79百万円で、3月の168億93百万円に次いで2番目に高い実績となったが、前述のような理由で11年中2番目の高実績であった前年同月には届かず、前年同月比は87・2%に留まった。そのうち「販売用」は、112億88百万円で12年に入って最も高い実績だったが、前年比は同83%に留まり、「レンタル店用」も55億6百万円で同96・3%と前年を下回った。
(全文は2012/08/08発行の「連合通信レコード速報」に掲載)