オリコンは16日、音楽・映像ソフトを販売している全国33260店(同社発表)の小売店やインターネット通販、CDショップを通じたイベント会場での売上データを基にまとめた「2010年上半期(12月28日〜6月27日)の音楽ソフトマーケットレポート」を公表した。
それによると、音楽ソフト(シングル・アルバム・音楽DVD)の上半期総売上高は1582億58百万円で対前年同期比は95・6%。数量は同じく合計で5927万9千枚で同93・6%であった。このうち、シングル盤は235億16百万円で同94・1%、アルバムは1030億70百万円で同89・7%と2桁の減少となったが、音楽DVDは316億72百万円で同122・9%と大きく伸長、上半期実績としては過去最高売上(オリコン調べ)を記録した。これは特に、4月の発売後、40億円を超える売上げとなった嵐の「ARASHI Anniversary Tour5×10」のリリースを機とするかのように、第2四半期(4月〜6月)に大きな伸びを示したもの。
(全文は2010/7/19発行の「連合通信レコード速報」に掲載)