MPA(一般社団法人日本音楽出版社協会、谷口元会長)とNMRC(ネットワーク音楽著作権連絡協議会、佐々木隆一代表世話人)は1日、携帯電話及びスマートフォン向けの、音楽及び映像コンテンツ(映像原盤)の配信に関する契約書フォームを作成し、その頒布を開始した。
MPAとNMRCは09年4月より、原盤権利者と配信事業者相互のデータ処理の合理化を図るため、携帯電話向けの音楽配信に関する契約書を始め原盤印税計算書等の各種フォームを統一。契約書については「フォームA(原盤を特定して契約するもの)」、「フォームB(原盤を特定せずに契約するもの)」の2種類を作成。また昨年8月には「映像コンテンツ(映像原盤)の配信に関する契約書(フォームC)」を作成し、頒布している。
併せて、昨今の急激なスマートフォン利用者拡大に伴い従来の携帯電話向け専用であった契約書をスマートフォン対応とし、それぞれ「フォームD(原盤を特定して契約するもの)」、「フォームE(原盤を特定せずに契約するもの)」、「フォームF(映像コンテンツの配信に関するもの)」として頒布を開始した。
(全文は2012/08/03発行の「連合通信レコード速報」に掲載)