日本音楽著作権協会(JASRAC)は7月30日、ファイル共有ソフトを利用してインターネット上に市販の音楽DVDの動画ファイルを無断で公開していた事件について、著作権法違反(公衆送信権侵害)の疑いで、埼玉県大宮警察署に告訴状を提出した。
同事件は、福岡県北九州市在住の男性(34歳)が4月5日から8日までの間、ファイル共有ソフト「Share」を使用して同協会の管理楽曲が入った動画ファイルを違法にアップロード(UL)し、不特定多数のインターネットユーザーに対して送信できるようにして、著作権(公衆送信権)を侵害したもの。
また同協会は1日、管理著作物のライブ演奏を収録したCD―RおよびDVD―Rを、インターネットオークションで販売していた千葉県茂原市在住の男性(44歳)についても、著作権法違反(無断複製物頒布)の疑いで千葉県茂原警察署に告訴状を提出した。
(全文は2012/08/03発行の「連合通信レコード速報」に掲載)