オリコンが発表した「2012年上半期(1月2日〜7月1日)音楽ソフト・マーケットレポート」のうち、ジャンル別シェアとメーカー別シェアは次のようになった。
まず「ジャンル別シェア」では、枚数で74・5%を占めた「J―POP」が4403万枚で前年(同期)比110・3%と大幅に上昇、同金額も1218億78百万円で同105・5%と伸長した。また「演歌・歌謡曲」も数量が271万枚余で同93・7%と減少したものの、同金額で45億28百万円の同100・4%と前年実績を維持する健闘ぶりを見せた。
一方、「ジャズ・クラシック他」は数量で同91・1%の268万枚、金額で59億79百万円の89・8%、「アニメ・サントラ他」も数量で101・5%の491万枚、金額で同94・4%の109億29百万円と、減少幅は昨年より抑えられたが、一昨年来、大幅に減少する「洋楽」は数量で同77・3%の484万枚、金額で同77・6%の115億80百万円と、さらに減少幅を広げる結果となった。
(全文は2012/07/25発行の「連合通信レコード速報」に掲載)