日本コロムビアとJYKコーポレーションは海の日の16日、今年1月25日に発売し初動から演歌チャート1位など好調な売れ行きを示し、ロングセラーとなっている田川寿美の「霧笛」の購入者イベントとして、東京湾を周遊する「初夏のランチクルーズ」を実施。「霧笛」の購入者から抽選で選ばれた50組100名のファンと共にシンフォニーモデルナ号(阿久津船長)に乗船し、約2時間の周遊とミニステージ、握手・撮影会など触れ合いを楽しんだ。
田川(36歳)は周知のようにデビュー20周年の昨年結婚し、今年5月に懐妊を発表。現在妊娠8カ月(10月2日出産予定)で、新曲「霧笛」発売時に予定していた今回のイベントが、産休前の最後のファンイベントとなったもの。着物姿でファンの前に現れた田川は「急に暑くなって、妊婦にはきついです」と目立ってきたおなかを抱えながら新曲「霧笛」を歌唱。「私の歌は半分以上が港をテーマにした海の歌です。この『霧笛』も港をテーマに女性のいじらしさを歌っています。『北の港歌』『冬の日本海』と3作連続で恩師の鈴木淳・悠木圭子先生に書いて頂いた。ホップ・ステップ・ジャンプになればと、まだまだ頑張っています」と田川。おなかの赤ちゃんが男の子であることも明かし、「12月には復帰するつもり。また皆さんと笑顔でお会いできる日を楽しみにしています」と、笑顔で全5曲を歌唱。赤ちゃんの健康と安産を願ってスタッフから大きな絵馬が贈られ、この日招かれたファンからは寄せ書きを集めたメッセージ集もプレゼントされた。
(全文は2012/07/18発行の「連合通信レコード速報」に掲載)