日本クラウンは12日、東京・麹町のサウンドインスタジオで、9月5日に発売することになった国民的俳優・里見浩太朗と、映画やCMで活躍する熊田胡々(くまだここ、9歳)のデュエット曲「花と小父さん」の公開レコーディングを行い、「孫のような胡々ちゃんと一緒に頑張って、大きな花火を上げたい」(里見浩太朗)と気炎をあげた。
このデュエット企画は、国民的番組「水戸黄門」が終わり、連続ドラマや舞台、映画など俳優業の傍ら、平成7年に専属契約したクラウンでの歌手活動に力を入れる里見が「次の新曲について話を進める中で、デュエットなんかも面白いのではという話になり、今度TBSで放送予定(日時未定)の2時間ドラマ(走れプラチナワゴン)で共演した胡々ちゃんとデュエットすることになった」と説明。故・浜口庫之助さんの作詞作曲で昭和42年に発表(歌唱・伊東きよ子)され、歌声喫茶などでも歌われて大ヒットした「花と小父さん」をカバー。年の差66歳の里見と熊田胡々という異色のコラボレーションによって、名曲「花と小父さん」の平成版が誕生した。
(全文は2012/07/13発行の「連合通信レコード速報」に掲載)