音楽と漫画をメディアミックスするハイブリッドロックサークルの感傷ベクトル(ビクターエンタテインメント)が、アルバム「シアロア」(8月3日)の全曲クロスフェードムービー(2つのシーンが順次切り替わる途中でオーバーラップするムービー)を動画サイトに公開した。
感傷ベクトルは、ボーカル、ギター、ピアノ、作詞、作曲、作画を担当する田口囁一(ショウイチ)と、ベースと脚本を担当する春川三咲(ミサキ)のユニット。音楽と漫画の2面性で世界観を作り上げることから、ハイブリッドロックサークルを標榜。自在にセルフ・メディアミックスで表現し、ネットをベースに活動を展開。一方で、「僕は友達が少ない+」を「ジャンプSQ.19」で連載するなど、プロの漫画家でもある。
投稿動画では、アルバムと同時に集英社より発売される単行本「田口囁一・春川三咲連作集シアロア」を引用し、宮野真守、木村良平、細谷佳正ら人気声優の" 声"と感傷ベクトルの漫画と音楽が融合している。さらに、声優が各キャラクターを演じているピクチャードラマも同時に公開。第1弾「シルク」では、天文部に所属する高校生男女の瑞々しい恋心を描いたストーリーを宮野真守と佐藤利奈が快演。淡い恋愛感情が繊細に表現されている。
(全文は2012/07/13発行の「連合通信レコード速報」に掲載)