ユニバーサル ミュージック(UM)は4日午後、恒例のセールスマーケティング主催の業界紙懇親会を本社で開催。昨年12月6日のメディア懇親会で発表した4項目から成る今年度(2012年度)の重点施策の進捗状況や、下期(7月〜12月)の取り組みなどを発表した。
今回のプレゼンテーションでは、喜本副社長が「上半期はデジタルの落込みをパッケージ売上が補う形で予算を達成することが出来た。昨年12月に発表した4本の重点施策が順調に進む中で、下半期は特に邦楽カタログの販売強化を掲げ、それを実現することで通期予算達成に結びつけたい」と述べ、具体的な取り組みについて、同本部MD代行兼セールス本部本部長の深尾尚宏氏が説明を行った。
同社は昨年12月のプレゼンで(1)委託施策の拡充(2)オン・デマンドCDへの取り組み(3)キャンバスCDの開発(4)キャンペーンの充実の4つのテーマを掲げ、今期上半期にそれぞれテスト販売やテストマーケティングを行い、商品化を実現。引き続き下半期も、この4本柱を中心に継続・発展を図ると共に、特に「邦楽カタログ開発の強化」を最重点課題として積極展開する。
(全文は2012/07/06発行の「連合通信レコード速報」に掲載)