ユニバーサル ミュージックはソニー株式会社が3日に発表した、日本での定額制音楽配信サービス「Music unlimited(ミュージックアンリミテッド)」に同社が保有する洋邦楽曲の一部コンテンツ(約37万曲)の提供を3日より開始した。
同サービスは、クラウドベースで、ユーザーが1000万曲を超える楽曲を定額(税込1480円/30日。加入後最初の30日間は無料)で、いつでもどこでも聴き放題で楽しめる音楽配信サービス。さまざまな機器に対応した、本格的な音楽サブスクリプションサービスとなる。ソニーは現在、全世界17ヶ国で展開している。
また、音楽サブスクリプションサービスは、既にヨーロッパなど欧米市場ではiTunesとは別に、年8%の成長を見せ、音楽市場の拡大に貢献しており、IFPI Digital Music Report 2012では「日本でも近年のスマートフォンの普及やソーシャルメディアの発達など、音楽を聴く環境が多様化し音楽産業のサービスのさらなる向上が求められていることから、導入ニーズが高まっている」と報告されている。
(全文は2012/07/04発行の「連合通信レコード速報」に掲載)