ワーナーミュージック・ジャパンは2日、7月1日付で次の組織変更を行うと共に、新設の第2制作本部長として前フューチャーレコーズ代表取締役社長の大越王夫(おおこしきみお)氏が入社したと発表した。
今回の組織変更は、同社邦楽部門(邦楽統括事業本部)を抜本的に改編するもので、今年5月1日付で同社常務執行役員・邦楽統括事業本部長兼邦楽本部長兼A&Rグループ部長に就任した鈴木篤史氏の統括の下、邦楽の制作部門を3本部体制に拡充。それぞれ本部長に、第1制作本部は鈴木竜馬本部長、第2制作本部は大越王夫本部長、第3制作本部は黒岩利之本部長とし、更に事業本部管下に阿部ルーム(阿部直樹ルーム長)を新設。また、従来の宣伝本部と宣伝企画本部を統合し、新たな「宣伝本部」(本部長は竹本現執行役員)としてスタートする。
一方、邦楽のデジタルビジネスの更なる拡充のために、同事業本部付であったデジタルプロジェクト準備室を「デジタル推進部」(鈴木篤史常務執行役員が部長兼務)に改称し、邦楽のデジタルビジネスの拡大を図る。更に宣伝企画本部のクリエイティブルームを鈴木常務直轄とし、呼称を「企業提携推進室」とする。また、新人アーティスト発掘に注力するために新人開発プロジェクトを発足し、同じく鈴木常務がマネージメントする。
(全文は2012/07/04発行の「連合通信レコード速報」に掲載)