00年の結成以来、12年に渡るバンド歴で根強いファンを持つロックバンド、ザ・マスミサイルが9月5日、日本クラウンよりミニアルバム「HOPE #」でメジャー再デビューする。過日行われた、吉祥寺Planet Kでのライブで発表した。
この日、急遽トリで出演したザ・マスミサイルは、1曲目に新曲の「NO!タイムカード」を演奏。当初は戸惑いを見せつつも徐々に乗り始めた、会場を埋めつくした200名の聴衆を前に2曲目の新曲「ニシジマ」も演奏した。
「今日は新曲だけをやります!」とボーカル担当の高木芳基が最初に宣言すると、聴衆は一瞬たりとも聞き逃すまいとステージを注視。これまでのザ・マスミサイルのサウンドとは明らかに一線を画したラブソング「何度も君に恋をする」と「キミノブブン」にじっくり聴き入った。
会場が一体感に包まれたところで高木が「嬉しいお知らせがあります」と、メジャー再デビューと「HOPE #」のリリースを発表すると、この日一番の大歓声が沸き起こり、ラストの新曲「たとえそれがフィッシュストーリーだったとしても」を、アンコールでは結成時からの代表曲「教科書」を演奏した。
(全文は2012/07/02発行の「連合通信レコード速報」に掲載)