JASRAC(一般社団法人日本音楽著作権協会)は28日午後、都内のホテルで定時社員総会と臨時理事会を開催し、協会運営を司る執行部体制など新役員を次のように決定。各役員の任期は2年で、2014年6月の定時社員総会終結時までとなる。
JASRACの役員改選は本紙既報の通り、一般社団法人化に伴う定款変更により、その運営責任を負う役員(理事・監事)および会長の任期(従来は3年)や選任手続き等が変更され、改選時期も今回変更。4月1日付で都倉俊一会長の再選が決まり、正会員理事候補者等の受付や会長推薦等を経て、28日の社員総会で正会員役員および外部(学識経験者)理事・監事など、全役員の顔ぶれが決まり、臨時理事会において理事長など執行部体制が次のように決定した。
執行部では菅原理事長の再選(再任)が決まったほか、常務理事に昇任(前常任理事)の小原、浅石両氏を含め4名、常任理事に新任の管理本部副本部長・冨本氏を加え3名を選任。作詞・作曲・音楽出版者区分の正会員理事では作詞で伊藤アキラ、さいとう大三、たきのえいじ、前田たかひろの4氏、作曲で小六禮次郎氏、音楽出版者で新井健司氏の計6名を新任。外部理事では玉井克哉、反畑誠一の両氏を新たに選任した。
(全文は2012/07/02発行の「連合通信レコード速報」に掲載)