平成7年1月17日の阪神淡路大震災の被災者救済を掲げて渥美二郎の主宰のもと、その年に発足した「人仁(にんじん)の会」チャリティーコンサートが25日、東京・東高円寺のセシオン杉並で開かれ、今回も2、134、982円の義援金が集まり、今回分も合わせた義援金の総額は、46、657、056円に達した。
今年で18回目を迎えた「人仁の会」は、昨年に続いて東日本大震災チャリティーコンサートとして開催。今年も渥美二郎の呼びかけに応えて、鏡五郎、島津悦子、走裕介、山本智子、若山かずさ(以上50音順)の歌仲間5人も参加。男女3人ずつとなったことから、今年はデュエットの定番曲やヒット曲の数々を6人が入れ替わり立ち替わりで共演。各自のオリジナルヒット曲や新曲、名曲リクエストコーナーなども含め、田島喜男の司会、青空たのしのコーナー司会で進行。最後は6人全員で「なみだの花」を歌って全33曲、2時間余にわたった「人仁の会」を締め括った。
(全文は2012/6/29発行の「連合通信レコード速報」に掲載)