テイチクエンタテインメントは28日、第97期定時株主総会及び総会終了後の取締役会を開き、次のような営業報告を行うと共に、任期満了に伴う役員改選を行い、次の役員体制を同日付で決定した。
まず、2011年度(11年4月1日〜12年3月31日)の営業実績は、東日本大震災の影響を受けた前期(前年比84%の73億53百万円)から復調、総売上で前期実績を7億30百万円上回る(9・9%増)80億83百万円を達成し、増収増益決算になったという。
同社は当期、(1)アーティスト開発とヒットの連打、(2)配信と権利ビジネスの拡大、(3)新規販売チャネルと新商品開発、(4)人材育成といったテーマを課題として、アーティスト作り、ヒット作りに全社を挙げて取り組んできた。また社内外との緊密な連携のもと、新たなコンテンツ開発等による音楽周辺事業への進出、他業種コラボレーションなど需要の創造への取り組みを展開、前述のように増収増益決算という成果につなげた。
(全文は2012/6/29発行の「連合通信レコード速報」に掲載)