デビュー18年目を迎えたテイチクエンタテインメントの上杉香緒里が、19枚目のシングル「越後母慕情」(詞・池田充男、曲・岡千秋)発売当日の20日、恒例のコスプレ衣装による"新聞社ご挨拶キャンペーン"に臨むにあたり、"なでしこジャパン澤穂希"に扮して東京・渋谷区のテイチク本社で出陣会見を行った。
上杉香緒里は、得意とするマイナー調の王道演歌における歌唱力と実績をもって、中堅実力派女性歌手の地位を確立。04年からは新曲をリリースする度に、ラフティング、パラグライダー、流鏑馬など様々な競技に挑む"チャレンジキャンペーン"を展開し、心意気と親しみ易さで話題を集めてきた。さらに、YAWARAちゃん(谷亮子)に扮したり、演歌界の荒川静香としてイナバウアーや、女子カーリングの目黒萌絵として競技に挑戦したりしてきた。
「越後母慕情」は故郷の新潟を舞台に、出産を経験して初めて親心、親の有難味を理解した女性が母に感謝し、我が子を嫁に出すまで母の存命を願う愛情物語。上杉は「はじめてこの曲に接した時、結婚・出産の経験はありませんが、あらためて母の愛情が痛いほど分かりました。高校卒業後に上京してからこれまでのことが走馬燈のように蘇り、涙が止めどもなく流れました。胸が詰まり、レコーディングの日までこの曲を練習することが全くできませんでした」としみじみ語った。
(全文は2012/6/25発行の「連合通信レコード速報」に掲載)