日本レコード協会(RIAJ)が22日に発表した2012年5月度のレコード生産実績によると、オーディオレコードの邦盤CDが数量で前年同月比117%、金額で同122%と引き続き好調に2桁増を見せ、前月(4月度)は金額で伸び悩んだ音楽ビデオも今月(5月度)は数量で同192%、金額で同227%と前年倍増の勢いを見せ、音楽ソフト(オーディオレコードと音楽ビデオを合計)の月次実績は数量で同122%の2368万枚、金額で同130%の255億円と大幅伸長した。
オーディオレコードの月次実績は、CDやアナログディスク、カセットテープ等を合わせたオーディオ合計でみると、洋盤は数量で前年同月比72%、金額で67%と大きく落ち込んだが、8割以上を占める邦盤が数量116%、金額121%と好調に2桁伸長。オーディオ全体でも数量で同106%の1684万枚、金額で同109%の176億円を記録。加えて今月は、音楽ビデオが数量で同192%の684万枚、金額で同227%の79億円と大きく伸び、オーディオとビデオを合わせた音楽ソフトの月次実績は前述のように、数量で122%、金額で130%と、前年同月実績を大きく上回った。
(全文は2012/6/25発行の「連合通信レコード速報」に掲載)