日本レコード協会(RIAJ)は20日午後、去る6月15日の衆議院本会議に続いて「本日、参議院本会議において著作権法の一部を改正する法律案が可決、成立した」と発表すると共に、ようやく実現する「私的違法ダウンロードの罰則化」について、北川直樹会長のコメントなど要旨次のような発表を行った。
今回成立した改正法案には「違法に配信されているものであることを知りながら、有償の音楽・映像を私的使用目的で複製する行為(私的違法ダウンロード)」に対し「2年以下の懲役もしくは200万円以下の罰金、またはこの併科」という罰則を設けた著作権法第119条の改正が含まれており、今回成立した改正法案のうち、この「私的違法ダウンロードの罰則化」、及び「著作権等の技術的保護手段に係る規定の整備」については今年10月1日より施行(それ以外の改正法は来年1月1日施行)される。
(全文は2012/6/22発行の「連合通信レコード速報」に掲載)