演歌の女流シンガーソングライターとして着実に認知度を高め、NHK歌謡コンサート等にも出演、最近では名古屋以西でも活躍する場面が増えた大沢桃子〈徳間ジャパンコミュニケーションズ〉が、17日に日比谷の帝国ホテルで開かれた一般社団法人銀座社交飲料協会(GSK)の第回懇親パーティーに招かれ、故郷大船渡に贈られる震災義援金等を持参する特使に任命された。
GSKは東京・銀座に店を構える飲食店の集まりで、約1500店もの代表が集う懇親パーティーに、昨年の震災を受け、店の経営者も出身者が多い東北地方を支援しようという事で、出身地の岩手県大船渡を思いながら活動を続けている大沢桃子が指名を受け、ゲストとして招かれたもの。
大沢は、500名を超える出席者の熱いエールに応え、思わず涙ぐむ場面もありながら、新曲「恋し浜」や岩手をテーマにした曲を8曲ほど披露。当日が父の日でもあったことから、「ねぇ…お父さん」も歌い、会場は大いに盛り上がった。その後、GSKの澤木義平会長より義援金の目録が手渡され、さらに株式会社佐弘商事よりエトナジュース1000本も寄贈され、故郷大船渡へ持参する使命が託された。大沢は「これからも使命感を持ちながら全国に向かって発信する」ことを約束、最後に「お祝い大漁節」を合唱して幕が閉じられた。
(全文は2012/6/20発行の「連合通信レコード速報」に掲載)