今年で15回を迎えた「博多演歌まつり」が9日、日本レコード商業組合九州支部福岡組合(児玉組合長)が主催(4地区合併の新組合として第1回目の催し)し、「需要拡大と不法録音撲滅」を掲げ、福岡市民会館大ホールで開かれた。参加組合店のキャンペーンも功を奏し、チケット販売開始時より前年を上回る実績となり、昼夜2回の公演に約3000人を超える演歌ファンが詰めかけ、ステージと一体となった大きな盛り上がりを見せた。
開演に先立ち、児玉組合長が「早いもので15回目を迎え、今までに、150人を超えるアーティストの皆さんにこのステージを彩って頂いた。このように開催できるのも、日頃より店に足を運んでいただいている、演歌ファンの皆さまの応援の賜と感謝申し上げます。今後もこの催しが続きますよう、不法録音・ダビングを撲滅し、健全な音楽文化育成にご理解とご協力をよろしくお願いします」と挨拶。
出演者及び新曲は、森川つくし(ソルブレイド)「風のゆりかご」、山口ひろみ(テイチク)「その名はゆきこ」、林あさ美(ビクター)「空になりたい涙」、門倉有希(ビクター)「蝶」、大石まどか(コロムビア)「うちわ」、服部浩子(EMI)「明日花」、石原詢子(SMR)「しあわせの花」、成世昌平(クラウン)「コキリコの里」、原田悠里(キング)「倉敷川」、松原のぶえ(コロムビア)「霧雨情話」。
(全文は2012/6/13発行の「連合通信レコード速報」に掲載)