日本音楽著作家連合(志賀大介会長)はこのほど、今年で27回目を迎えた藤田まさと記念・新作歌謡作品コンクールの「作詩」募集を開始した。
同コンクールは、同連合の初代会長を務めた故・藤田まさと氏の業績を称え、新しい作品の開発と作詩家の育成を目的として設けられたもので、同連合の会員のみならず広く一般からも「詩」を募集する。その応募要領は、題材は自由(但し、演歌作品であることが条件)で、一人で何篇でも応募は可能だが、審査料として1篇につき2千円が必要(原稿送付先と審査料送金先は別)。応募締切は9月末日。連合の志賀会長や四方章人理事長をはじめ池田充男、大沢浄二、弦哲也、関口義明、たかたかし、野崎眞一、聖川湧、村沢良介、もず唱平といった第一線の作家に加え、歌唱歌手(今夏決定)の担当ディレクター等が審査。最優秀作詩賞2篇、優秀作詩賞3篇の入賞5作品が秋に決定し、この5作品を対象に今度は「作曲」募集が行われ、来年1月下旬の新春懇親会の席で授賞・発表が行われる。なお、レコード化に関しては、入賞5作品以外にも優秀と認められた作品数篇に関してもレコード化を推進する。
(全文は2012/6/15発行の「連合通信レコード速報」に掲載)