EMIミュージック・ジャパン(EMI)は、ビーチ・ボーイズとビートルズという、米英を代表する歴史的ビッググループの新作と、新装作品を立て続けに発売した。
ビーチ・ボーイズの新作品は、23年振り、デビュー50周年記念となる29thスタジオアルバム「ゴッド・メイド・ザ・ラジオ〜神の創りしラジオ」(6月4日)。
グループの大黒柱であるブライアン・ウィルソンが久々に復帰した新作ということで大きな話題を集めており、「僕はすべてをラジオから教わった」と、ラジオヘのリスペクトを示した、アルバムと同名のシングル「ゴッド・メイド・ザ・ラジオ〜」が、世界同様に、既に全国のラジオでヒット中。4月にスタートした世界ツアーの一環として8月に東京(16日=千葉・QVCマリンフィールド)、大阪(17日=大阪・中央体育館)、名古屋(19日=名古屋・日本ガイシホール)で公演を行う。ゲストは「名前のない馬」の世界的ヒットで知られるグループ「アメリカ」。
一方のビートルズは、グループ初のBDとなる「イエロー・サブマリン」(6日。DVD同時)。同作品は68年(日本は69年)に公開された彼らのアニメーション映画「イエロー・サブマリン」がデジタル化され、BD/高音質DVDとして新装されたもの。この発売に合わせ、99年に発売されたアルバム「イエロー・サブマリン〜ソングトラック〜」も新たにデジパック仕様で発売された。
(全文は2012/6/8発行の「連合通信レコード速報」に掲載)