一般社団法人日本クラブユースサッカー連盟の定時評議員会が過日開かれ、2012―2013年期の役員が選任され、これまで長きにわたって連盟トップ(93-99年期理事長、00-11年期会長)を務めてきた佐藤修ポニーキャニオン取締役相談役が、定年により会長を退任し、同連盟の名誉会長に就任した。
少年期にサッカーを始めた佐藤修氏は、慶應大学法学部卒業後、日本ビクターに入社しレコード業界に進んだ後もサッカーを続け、ビクター音楽産業の常務(84年)、BMGビクター社長(87年)、BMGジャパン会長(98年)、ポニーキャニオン顧問・副社長(99年)を経て社長(02年)、会長(05年)とキャリアを重ね、日本レコード協会や日本映像ソフト協会の理事(02年)、レコード協会会長(04年)、同顧問(07年〜)と要職を兼ねる傍らクラブユースサッカー連盟の理事長(93年)、同会長(00年)を歴任。70歳となったのを機に、連盟トップの会長を退き、長年の貢献により同連盟名誉会長に就いた。
なお、佐藤氏の後任の連盟会長には神戸の女子大学で教鞭を執る加藤寛教授が新任された。
(全文は2012/6/1発行の「連合通信レコード速報」に掲載)