テイチクエンタテインメントから6月23日に自作の新曲「夫婦詩(みょうとうた)」を発売したばかりの杉良太郎が8日、前作「矢立の杉」(08年5月)が聴ける「ゼンマイ式音声ガイド」の除幕式に出席するため、山梨県大月市の笹子峠にある県指定天然記念物「矢立のスギ」を訪れた。
同所には既に、「矢立の杉」の歌碑と、杉自身が寄贈した「身代り両面地蔵菩薩」が置かれ、大月市の観光名所のひとつとなっているが、これに加えて今回、さらなる観光客誘致のため、大月市観光協会(小林浩治会長)が86万円の費用を投じて、環境にやさしいとされるゼンマイ式の音声ガイド装置を新たに設置したもの。
その除幕式には杉をはじめ、彼の息子で俳優の山田純大や小林浩治会長、石井由己雄大月市長らが出席。高さ190センチ、幅73センチの大きさで、ハンドルを回す(ゼンマイを巻く)と、そのエネルギーでモーターを回して発電する仕組みの同装置には2つのボタンがあり、ひとつは杉の歌が聴け、もうひとつは矢立のスギの説明が聞ける。
(全文は2010/7/12発行の「連合通信レコード速報」に掲載)