日本コロムビアは、「東日本応援チャリティー 美空ひばりメモリアルコンサート『だいじょうぶ、日本』〜空から見守る 愛の歌〜」(昨年11月11日、東京ドーム)の収益金から、福島第一原発事故被災地の双葉町役場(埼玉県加須市に移転中)と大熊町役場(福島県会津若松市に移転中)に体内被曝測定器「ホールボディカウンタ」(体内に蓄積した放射能物質を検出)各1台が寄贈されたと発表。
25日に加須市の旧騎西高校体育館で行われた、双葉町への贈呈式には避難町民200名と共に、井戸川克隆町長、コンサートの司会を務めた徳光和夫、藤原紀香、加藤和也ひばりプロダクション社長らが出席した。
加藤社長は「昨年は、母(美空ひばり)の23回忌という節目の年だったこともあり、このような災害チャリティーコンサートの開催に至った。『体内被曝』が深刻な問題のひとつだということを聞き、双葉町と大熊町の多くの方に寄せられた愛を、体内被曝測定器という形として贈らせて頂くことになった。有効に使ってくだされば母も喜んでくれるのではないかと思う」と経緯を説明した。
(全文は2012/5/30発行の「連合通信レコード速報」に掲載)