JASRAC(一般社団法人日本音楽著作権協会)は23日、菅原理事長ら幹部役員が出席して定例の記者会見を開催し、2011年度(11年4月〜12年3月)の事業報告や「2012年JASRAC賞」の発表などを行い、JASRAC賞の贈呈式後には懇親会もあった。
まず事業報告のうち、「2011年度使用料等徴収額」については、東日本大震災の影響などによって25億円程度の減収を当初予測していたが、コンサート等の開催件数が6月以降回復したこと、また「放送等」や「有線放送等」「ビデオグラム」の徴収が好調だったこと、昨年4月から管理を開始したフィットネスクラブの許諾・徴収業務が順調に進んだことなどから、前年度比99・4%、6・7億円の減少にとどまる総額1058・9億円となった。
(全文は2012/5/25発行の「連合通信レコード速報」に掲載)