MPA(一般社団法人日本音楽出版社協会、谷口元会長)は21日、シンガポールで開催された音楽産業コンベンション「MUSIC MATTERS2012」においてセミナー「The J―POP Phenomenon」を開催した。
同コンベンションは、アジア地域の音楽ビジネスについて様々な角度から検証するもので、基調講演やパネル・ディスカッション、ショーケースといった多数のプログラムから成り、5月22〜23日はデジタル・エンタテインメントにテーマを特化した「Digital Matters」が、また24〜25日は様々なテーマで「Music Matters」が行われた。
その中でMPAは24日の午後に「The J―POP Phenomenon」を主催。大竹健MPA国際委員会委員長(SMP代表取締役)をモデレーターに、世界はもとより日本で活躍するマーティ・フリードマン氏をスピーカーに迎えて、J―POPの魅力や日本のマーケットに向けた曲作り、日本市場での展開に関心を持つ参加者へのメッセージといったテーマで約1時間にわたるセッションを行った。セミナーでは、J―POPの様々なジャンルについて映像と共に解説。また、日本で展開したい作家は、日本市場向けの楽曲作りをまず理解すべきと、フリードマン氏自らギターを使って、J―POP特有の楽曲構成を解説するなど、セミナーは盛況のうちに終了した。
(全文は2012/5/28発行の「連合通信レコード速報」に掲載)