キングレコードは日午後、東京・神楽坂のライブハウス"TheGLEE"(ザグリー)で、佐藤しのぶの最新アルバム「日本のうた〜震える心」発売記念プレミアムコンサートを開催。日本の愛唱歌を芸術性の高い歌曲へと磨きあげた(アレンジした)三枝成彰をゲストに、佐藤しのぶは「こんなに近くで歌うのは、これが最初で最後かも」と言うほど間近にファンを迎え、収録曲など7曲をマイクなしで歌いあげた。
同アルバムはタイトル通り、華麗な経歴を誇るソプラノ歌手、佐藤しのぶが三枝成彰の独創的な発想で新たにアレンジされた日本の童謡や愛唱歌を歌ったもの。この日も、熱心なファンを集め、初のライブハウスコンサートを行ったもので、収録曲の中から森島英子のピアノ伴奏で「からたちの花」「あわて床屋」「待ちぼうけ」「早春賦」「村祭」の5曲(アルバム収録曲は全12曲)と、得意のレパートリーの中から「蝶々夫人」の一節や「アヴェマリア」を歌唱。三枝成彰と収録時のエピソードなど制作秘話を紹介しながら、同アルバムの出来映えをアピールした。
(全文は2012/5/23発行の「連合通信レコード速報」に掲載)