エイベックス・グループ・ホールディングスは11日、東京・大手町の日経カンファレンスルームで2012年3月期の決算説明会を開催。竹内成和代表取締役CFOが、当期決算のセグメント情報など連結業績の概況と、13年3月期(12年度)の業績見通し等を明らかにした。
竹内CFOはまず当期(11年4月1日〜12年3月31日)の連結業績について、10日に公表した通り、売上高は過去最高の1210億2千万円と同社初の1200億円台を記録(94・6億円の増収)。この売上高の増加に伴い、営業利益も122億6千万円の増益となり、前期(11年3月期)に続いて2期連続で営業利益率10%(10・1%)を達成。経常利益も前期を5・4億円上回る105億3千万円を計上したが、当期純利益は繰延税金資産の計上が一部認められたものの法人税率の変更に伴う繰延税金資産の取り崩しが発生し、前期を3・7億円下回る(減益)49億3千万円になった。
(全文は2012/5/14発行の「連合通信レコード速報」に掲載)