JASRAC(一般社団法人日本音楽著作権協会)は、福岡県と京都府で起きた2件の著作権法違反事件を公表。福岡では、店内に配備したパソコンに違法に音楽データを複製し、そのデータを携帯電話機に転送するサービスを行っていた県内の携帯電話販売代理店2店舗の関係者3人が、京都ではJASRACの管理著作物を業務用通信カラオケ機器の内蔵ハードディスクに違法に複製し、京都市内の飲食店等にリースしていた市内在住の男女2名が無断複製物頒布の疑いで逮捕されたという。
まず福岡の事件は、JASRACが4月27日付で告訴していたのを受け、福岡県警察本部生活保安課および久留米・小郡・柳川の3警察署が8日、無断複製サービスを行っていた携帯電話販売代理店の関係者3人(販売代理店を運営する法人=本店久留米市の代表者と幹部社員2人)を逮捕したもの。
(全文は2012/5/11発行の「連合通信レコード速報」に掲載)