コンピュータソフトウェア著作権協会(ACCS)は、神奈川県警生活安全総務課と川崎署が過日、自ら開設したWebサイトを通じ、権利者に無断で複製されたアニメーションのDVDなどを販売し、また販売目的で所持していた栃木県宇都宮市の韓国籍の無職男性(33歳)を、著作権法違反(海賊版の頒布ならびに販売目的所持)の疑いで逮捕し、横浜地検川崎支部に送致したと発表。
男性は、昨年10月7日、サンライズ社の「機動戦士ガンダム」の複製DVD―R11枚を、違法と知りながら、不特定多数に販売する目的で所持していた。
男性は平成08年1月頃から、レンタル店で借りたDVDをマスターとして海賊版DVDの販売を開始。HPで客を募り、昨年10月までの約4年間で、全国43都道府県の約500人に海賊版DVD約9000枚を販売(1枚180〜500円)し、約1300万円を売り上げていたと見られている。
(全文は2012/5/7発行の「連合通信レコード速報」に掲載)