EMIミュージック・ジャパン(EMI)は、ビーチ・ボーイズの、スタジオアルバムとしては29作目となるニューアルバム「ゴッド・メイド・ザ・ラジオ〜神の創りしラジオ」(Tha't Why God Made The Radio)を欧州と同日の6月4日にリリースする(米国は5日)。
バンドは中心メンバーであるブライアン・ウィルソンが久々に復帰し、完全復活。ブライアンは「僕はすべてをラジオから教わった。チャック・ベリー、ローズマリー・クルーニー、フォー・フレッシュメン、フィル・スペクター、リトル・リチャードと。『ゴッド・メイド・ザ・ラジオ〜』がラジオで聴けたら、信じられないぐらいワクワクするだろう」と語っており、同曲のオンエアが世界中で4月25日から始まった。アルバムには「Think About The Days」ほかの新曲が全11曲収録される。
ブライアンが46年振りに本格的に参加するデビュー50周年世界ツアーは4月24日の米アリゾナ州ツーソンを皮切りにスタート。6月2日の65年以来となる本拠地カリフォルニア(ハリウッド・ボウル)や、ニューヨーク・シカゴ・ボストン・フィラデルフィアなどの大都市の他、8月には33年ぶりの日本公演も予定されている。
(全文は2012/5/7発行の「連合通信レコード速報」に掲載)