ソニー・ミュージックダイレクト(SMDR)は株式会社ニワンゴが運営する動画配信サービス「ニコニコ動画(原宿)」との共同プロジェクトとして、「ニコニコ動画の生うたオーディションに応募してきた無名の歌い手に有名アーティストがわざわざ詞曲を書き下ろしてコラボしたCDVol1」を25日にリリース。SMDRのネットショップと28・29日に幕張メッセで開催される「ニコニコ超会議」(会場全体を使って行われる、10万人規模のユーザー主体のイベント)内の公式物販ブースでも販売する。
ニコ動には「歌ってみた」「踊ってみた」と、アマチュアが気軽に作成した歌やダンスの投稿動画が次から次へアップされている。このような状況下、「生うたオーディション」は、これまで日本の音楽シーンに大きな影響を与えてきた往年のオーディション番組を「"今どき"やってみたらどうなるんだろうか?」という発想から、10年に「ニコニコ生放送」の公式番組として始まった。対象はハイティーン中心の一般応募者。審査委員長は都倉俊一氏(作曲家、JASRAC会長)が務める。既に同番組から「Hamar」「でにろう」「KEISUKE」等の"スター"を輩出している。
(全文は2012/4/27発行の「連合通信レコード速報」に掲載)