日本クラウンが4月4日に発売した「北海男節/匠」でデビューを飾った三重県伊勢市出身の中西りえ(サニーサイド・ブレーンズ所属)が14日、地元の伊勢市観光文化会館に同地区の支援者など1200名を集め、盛大にお披露目を行った。
そのデビュー作となった「北海男節(ほっかいおとこぶし)」は、海老原秀元作詞、櫻田誠一作曲。カップリングの「匠」はみずの稔作詞、櫻田誠一作曲。去る3月19日に76歳で他界した櫻田さんに1年前から師事し、最後の愛弟子として、その遺作となった「北海男節」でデビューしたもので、中西は目頭を押えながら「厳しいレッスンをしていただき感謝しています。あと少し長生きしていただけたら…」と話し、その実力を存分に発揮した「北海男節」と「匠」を初披露。郷里の大先輩、鳥羽一郎の「兄弟船」や美空ひばりメドレーなどで、その"歌力"をアピールした。
(全文は2012/4/18発行の「連合通信レコード速報」に掲載)