石川さゆり(テイチクエンタテインメント)が明治座7月公演「石川さゆり特別公演」(7月2〜30日)を開催するにあたり、公演スタート前日の1日、ゲネプロを披露し、公演成功への意気込みを語った。
同公演は、第1部・なかにし礼原作「長崎ぶらぶら節」、第2部・石川さゆりオンステージの2部構成。
「長崎ぶらぶら節」の初演は06年の明治座。その後、大阪新歌舞伎座、福岡博多座、名古屋御園座を経て、再び明治座での東京凱旋公演となり、今回、7月22日の公演で200回を迎える。
また2部のオンステージでは、「津軽海峡・冬景色」や「天城越え」などの彼女のヒット曲のほか、現在、ヒット中の新曲「だいこんの花」(作詞・吉岡治、作曲・岡千秋)を含め、今回の明治座公演では、先月死去した作詞家の故・吉岡治氏が石川さゆりのために書き下ろした「夕焼けだんだん」(「さゆり4」09年5月20日発売作収録)、「続夕焼けだんだん」(「だいこんの花」C/W)を元に、この公演のために書き下ろされた音楽エンタテインメント作品「夕焼けだんだん物語」を初披露する。同作品は東京・谷中を舞台に、ある女性の物語をテーマに、昭和の面影を色濃く残す谷根千界隈(谷中・根津・千駄木)をこよなく愛した吉岡治氏の思いが詰まった作品となった。
(全文は2010/7/5発行の「連合通信レコード速報」に掲載)