キングレコードから昨年19月5日に発売された市川由紀乃の「桟橋時雨」が24日、トータル6万枚を突破した。
同楽曲は、彼女の作品を数多く手掛けた故・木下龍太郎氏が作詞し、前作「女の潮路」も手掛けた岡千秋氏が作曲した年前の作品。本来は、2000年3月発売の「海峡氷雨」の次の作品として用意されていたが、その「海峡氷雨」を作曲した故・市川昭介氏が「市川由紀乃がもっと年齢を重ねてから発売したらどうか」と助言し、市川由紀乃のその後の休業などもあってお蔵入りとなっていたもので、岡千秋氏が「女の潮路」のあとに続く作品として、この「桟橋時雨」を推薦、ようやく日の目を見ることになったという。
(全文は2012/2/29発行の「連合通信レコード速報」に掲載)