戦後日本のジャズや軽音楽の歴史を築いてきたビッグバンド「原信夫とシャープス&フラッツ」のバンドマスターでテナーサックス奏者の原信夫の引退公演が27日、八王子市民会館で開かれ、新曲「一枚の写真」がヒット中の秋元順子がサプライズでゲスト出演しファンを喜ばせた。
この日は、原信夫率いるシャープス&フラッツと、見砂和照率いる東京キューバンボーイズという、共に日本を代表する二大ビッグバンドの共演コンサート「ビッグバンドスペシャル JAZZ&LATIN」が開かれたもの。コンサートは1870席の会場が満席となる中、3部構成で行われ、第1部は見砂和照とキューバンボーイズが「エル・クンパンチェロ」などラテンナンバーを、第2部は原信夫とシャープス&フラッツが「サッツ・ア・プレンティ」「恋のアランフェス」「A列車で行こう」など、第3部は両バンドの合同演奏で「ビギン・ザ・ビギン」「シャレード」など演奏。その第3部の終盤にサプライズで秋元が登場した。
(全文は2010/6/30発行の「連合通信レコード速報」に掲載)