ユニバーサル ミュージック(UM)は、有線のCANシステム「お問い合わせチャート」で2月〜5月の4ヵ月連続1位となった「安芸灘の風」という楽曲を7月7日に全国発売。これを歌うレーモンド松屋の七夕メジャーデビューが決まった。
この「安芸灘の風」は、広島県と愛媛県の間に位置する安芸灘諸島に橋が架かり、両県がつながったことを記念して、08年11月にインディーズ盤として発売された。その後今年に入って有線放送で流されると問合せが殺到、CANシステムで4ヵ月連続の問い合わせランキング1位を獲得。その楽曲は、瀬戸内海を挟んで愛媛県側から広島県側に行ってしまった恋人が、橋を渡って帰って来る日を待つ主人公を描いており、その詩の世界と曲調は青春時代の甘酸っぱい感覚を呼び覚ます大人の"同窓会ソング"として好評を得ているという。
(全文は2010/6/28発行の「連合通信レコード速報」に掲載)