ビクターエンタテインメントは、森進一の歌手生活45周年記念シングルとなる「眠らないラブソング/道標」の発売記念イベントを横浜ランドマークプラザで開催。同作をプロデュースした小室哲哉を迎え、同作の経緯や9月に発売する特別企画商品「森進一コンプリートボックス」、5月26日からスタートした配信限定アルバム等の内容も明らかにした。
大ヒット曲「冬のリヴィエラ」で登場した森は、小室を呼び込み、今回のコラボレーションの経緯を説明。共通の友人を介して昨年初めて顔を合わせた後、森の作品作りに興味を示した小室に対し、森サイドから正式に作品作りを依頼。ビクターとエイベックスのスタッフを交えたミーティングを経て、今回のプロジェクトがスタートしたもので、キャッチ―なメロディで森のボーカルを一層際立たせた、新しい大人のラブソングとも言うべき「眠らないラブソング」と、人生をテーマにした壮大なバラード「道標(みちしるべ)」が完成、6月16日に記念シングルとして発売された。これまで数多くのアーティストのコラボレーション曲をヒットさせてきた森だけに、今回の通算116枚目となる新作への期待は大きく、小室にとっても復帰後初のプロデュース作品として早くも話題を集めている。
今回と同様のイベントは7月4日にもラゾーナ川崎(ルーファ広場)で開催。6月23日中野サンプラザ、同30日梅田芸術劇場での記念リサイタル「2010森進一コンサート〜はるかなる夢、限りなき道」を経て、全シングルA/B面を完全収録したCD15枚と、平成以降のPV20編を2枚のDVDに収め、計17枚組で編成するコンプリートBOX(税込35000円)を9月1日にリリース。それに先駆け、5月26日からオリジナルベスト16曲と、スペシャルセレクション16曲を、それぞれ2000円で配信している。
(全文は2010/6/23発行の「連合通信レコード速報」に掲載)