デビュー45周年、11月1日に60歳を迎えた、ピンキーの愛称で知られる今陽子(ワーナーミュージック・ジャパン=WMJ、ホリプロ所属)が4日、活動年数と年齢を合算してネーミングされた記念ライブ「今陽子105年祭」を東京・六本木のSTB139スイートベイジルで開催した。
今陽子は、作曲家の故・いずみたく氏に見いだされ、67年に15歳でソロデビュー。デビュー曲こそ不発だったが、翌年、「ピンキーとキラーズ」として発表した「恋の季節」が、オリコン首位獲得週最多の17週連続1位、ダブルミリオンという大ヒットを記録した。しかし次作「涙の季節」の後は低迷。4年連続で紅白に出場したものの、グループは解散。その後、結婚、離婚を経て、心機一転、28歳で単身渡米し、ニューヨークで、歌、ダンス、英語のレッスンを続け、大人のエンターテイナーとなって帰国。現在は、ジャズやポップスのライブを中心に、ミュージカルなど女優としても活動中。23日には、スタンダードから"ピンキラ"の曲まで、JAZZYなアレンジを施した、28年ぶりの新譜となるアルバム「Love Seasons〜恋の季節たち〜」を発売する。
(全文は2011/11/9発行の「連合通信レコード速報」に掲載)